宗派のご門首の著作を紹介します
60年間、ブラジルの大地で生きた後に本山へ
住職より
西念寺の宗派は「真宗大谷派」、本山は京都の東本願寺です。その本山の住職であり、宗派を代表する役職を「門首」といいます。2020年(令和2年)には、大谷暢裕氏が第26代門首に就任されました(初代は親鸞聖人です)。

暢裕氏は京都で生まれましたが、1歳の時に、ブラジルの寺院の住職となった父親と共にご家族で移住されました。現地の社会で多様な経験を重ね、大学卒業後は航空技術センターなどで60歳まで物理学の研究者として活躍されました。その後、ご縁があって日本に戻られ門首に就任されたという異色の半生が、本書の前半に記されています。
また後半では、科学者としての視点から見た現代社会の課題や、今日における浄土真宗の教えの役割について述べられています。
タイトルの「ボン・アミーゴ」は、ポルトガル語で「よき友」を意味します。ここには、互いの違いを超えて敬い認め合う世界が開かれてほしい、という願いが込められています。
大変親しみやすく、読みやすい一冊となっております。ぜひご一読ください。

